白浜に行くなら、とれとれ市場はほぼ必ず立ち寄ります。和歌山といえば梅干し、というイメージは前からあって、実際に試食してみたら美味しくて——それ以来、白浜のお土産に梅干しを買って帰るのが定番になりました。
スーパーの梅干しも美味しいですが、現地で買う梅干しは風味がより豊かで、みずみずしさが違います。はちみつ梅、しそ漬け、白干し……種類もいくつかあって、食べ比べると味もかなり違う。現地に行けない方にも、この美味しさを知ってほしくてこの記事を書きました。
この記事では、何度も買い続けている梅きらら(紀の里食品)の4品を紹介します。
この記事を読むとわかること
- 紀州南高梅がスーパーの梅干しと何が違うのか
- 種類別(本格派・しそ漬け・甘め・コスパ重視)の選び方
- 日本酒・焼酎・ご飯のお供として使う際の合わせ方
紀州梅干しが「本物」と呼ばれる理由
和歌山・みなべ〜田辺が梅の一大産地である理由
国産梅の約6割は和歌山県産です。なかでも紀州みなべ町・田辺市周辺は、南高梅(なんこうばい)の発祥地であり、日本を代表する梅の産地として知られています。
南高梅の特徴は、大粒で果肉が厚く、皮が薄くてやわらかいこと。樹上でしっかり熟成させてから収穫するため、糖度が高く、漬けあがりの梅干しも肉厚でジューシーな仕上がりになります。
梅きらら(紀の里食品)について
今回紹介する梅きらら(紀の里食品)は、和歌山県上富田町の梅干し製造会社です。とれとれ市場南紀白浜が直販している銘柄のひとつで、私が白浜を訪れるたびにお土産として買い続けているブランドです。
余計な着色料や過剰な甘味料を使わず、南高梅本来の旨みを活かした漬け方をしているのが特徴。種類によって塩分・甘み・風味がしっかり異なるので、自分の好みに合わせて選びやすいのも魅力です。
梅干しの種類と選び方——4タイプで整理する
「どれにすればいい?」と迷う方は、4タイプに当てはめると選びやすくなります。
本格派・しょっぱい系(食中・お酒のアテ向き):極上漬
梅と塩で漬けた基本形。酸味と旨みのバランスが良く、どんな食事にも合います。
しそ漬け系(塩気と風味をしっかり楽しみたい方向き):しそ漬け梅
しそと塩だけで漬けた昔ながらのタイプ。塩分高めで保存がきき、焼酎のアテに特に合います。
甘め・まろやか系(梅干しが苦手な方・甘め好きの方向き):はちみつ梅
はちみつの甘みで酸味をやわらげたタイプ。梅本来の風味はしっかり残っていて、そのまま食べると美味しい。手土産や梅干し入門として間口が広いです。
コスパ重視(毎日使い・料理用向き):くずれ梅
製造中に形が崩れた訳あり品ですが、味はまったく同じ。量あたりの価格がぐっと下がります。
紀州梅干しおすすめ4選——梅きらら(紀の里食品)
① 梅きらら 紀州極上漬(160g・税込1,100円)
梅きららの中で私が一番よく買うのがこの極上漬です。
大粒の南高梅を秘伝の二度漬けで丁寧に仕込んだ一品で、塩分は約9%。白干しほど塩辛くなく、かといってはちみつ梅のような甘さもない。「梅干しらしい梅干し」という表現がしっくりくる味です。
口に入れると、まず梅の酸味がスッと来て、あとからじんわり旨みが広がります。果肉がもちもちしていて、噛み応えがあるのが好きです。白いご飯との相性は言うまでもありませんが、熱燗の一杯と一緒につまんでもいい。
化粧箱入り・包装済みなので、ちょっとしたお土産や手土産にも使えます。
② 梅きらら 紀州天然しそ漬梅(160g・税込1,100円)
しそと塩だけで漬けた、余計なものが何も入っていない昔ながらのしそ漬けです。塩分は高め(約15%前後)ですが、その分保存もきいて本格的な味わいがあります。
極上漬と並べて食べると、しそ漬けはさらに酸味と塩気が前に出てくる感じです。梅の酸っぱさの中にしそ特有の風味が混じり、ひとつ食べると「もう一口」と手が伸びる。しそ漬けが好きな方なら、これは間違いない一品です。
特に焼酎との相性が好きで、芋焼酎に梅を一粒入れると飲み方が変わります。少し潰しながら飲むと、焼酎の甘みと梅の酸が混ざって、それだけで十分なアテになる。
③ 梅きらら 紀州特上はちみつ漬梅(160g・税込1,100円)
はちみつを加えて漬けた甘め系の梅干しです。塩分は約8%で、酸味と塩気がやわらかくなっています。
実際に食べてみると、「甘すぎる」という印象はなく、梅本来の風味はしっかり残っていて美味しい。個人的には、お酒のアテやご飯のお供として使おうとすると甘みが少し浮いてしまう感覚があり、そのまま単独で食べるのが一番美味しいと感じています。「梅干しとして食べる」というより「甘酸っぱいひとつまみ」という感覚に近いかもしれません。
梅干しが苦手な方、甘め・まろやかなものが好きな方、贈る相手の好みが分からないギフトとして選ぶなら、はちみつ梅は間口が広くて使いやすいです。
④ 梅きらら 紀州極上漬 くずれ梅(300g・税込1,595円)
「梅干しを毎日食べたい」「料理にも使いたい」という方には、くずれ梅がおすすめです。
製造中に皮が破れたり形が崩れてしまった梅を訳あり品として販売しているもので、味は極上漬とまったく同じです。160gで1,100円の正品と比べると、300gで1,595円(700gなら3,190円)と、量あたりのコストがぐっと下がります。
形が不揃いなぶん包装はできないので、ギフトには向きません。でも自分で食べる用、または料理用(梅あえ、梅炒め、梅おにぎりなど)に使うなら、くずれ梅は合理的な選択です。
ひとつだけ注意点として、くずれ梅はパックの中に袋が入っていて、そこから取り出す形になっています。浅いパックからそのまま取れる正品と違って手に付きやすいので、長い菜箸のようなものを使って取り出すのがおすすめです。
極上漬・しそ漬け・はちみつ梅それぞれのくずれ梅が揃っているので、気に入った味のくずれ梅をまとめ買いするのもいいと思います。
梅干しとお酒の合わせ方——ご飯のお供だけじゃない
梅干しはご飯のお供というイメージが強いですが、お酒のアテとしても優秀です。
日本酒のアテとして食べるなら、しょっぱい系(極上漬・しそ漬け)が合います。辛口の日本酒を口に含んだあと、梅を少しかじると酸味と塩気が口の中を整えてくれる感覚があります。関西の辛口純米酒と合わせると、梅の旨みが引き立ちます。
焼酎のアテやお湯割りに入れるのもおすすめです。芋焼酎に梅を一粒落として、少しずつ潰しながら飲む。塩分の高いしそ漬けが特に合います。梅の酸味と焼酎の甘みが混ざって、それだけで十分なアテになります。
ご飯のお供として食べるなら、どの種類でも合いますが、極上漬のような旨みのある梅干しは、白米と食べたときの満足感が高いです。冷凍ご飯をチンしたときでも、梅干しがひとつあるだけで食事のクオリティが変わります。
なお、個人的にははちみつ梅はお酒のアテやご飯のお供には少し合わせにくい印象があります。甘めが好きな方には問題ないかもしれませんが、私はそのまま単独で食べる方が美味しいと感じています。
とれとれ市場について(現地で買いたい方へ)
和歌山・白浜の観光と組み合わせて梅干しを現地購入したい場合は、とれとれ市場南紀白浜が便利です。
梅きらら(紀の里食品)をはじめ、みなべや田辺産の各種梅干しが揃っており、試食をしながら選べる点が通販にはない魅力です。梅干しだけでなく、地元の干物・鮮魚・和歌山みかんなども扱っているので、白浜観光のついでに立ち寄りやすい場所です。施設内に「とれとれ梅工房」という梅干し専門のコーナーがあり、種類も豊富です。
よくある質問
Q. 紀州梅干しとスーパーの梅干しは何が違うのですか?
大きな違いは原料と製法です。スーパーで売られている梅干しの多くは国産梅以外を使っていたり、甘味料・着色料・保存料が多く使われています。紀州産の南高梅を使った本格梅干しは、梅と塩(しそ漬けはしそも)を主原料に、梅本来の旨みと酸味が活きた仕上がりになっています。食べ比べると違いははっきりわかります。
Q. お酒のアテに梅干しを使うなら、どれがおすすめですか?
極上漬かしそ漬け梅がおすすめです。塩分がしっかりあるので、お酒の味を邪魔せず口の中を整えてくれます。はちみつ梅については、個人的にはお酒のアテよりそのまま単独で食べる方が美味しいと感じていますが、好みによる部分も大きいです。
Q. くずれ梅は味が劣りますか?
味はまったく同じです。製造工程で形が崩れてしまっただけで、原料も製法も正品と変わりありません。自分用・料理用・大量消費用としては、くずれ梅の方がコスパが高くておすすめです。ギフトには向かないので、贈り物の場合は正品を選んでください。
まとめ:迷ったらまず極上漬から
今回紹介した4品をまとめます。
| 商品名 | 内容量・価格(税込) | 塩分 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 梅きらら 紀州極上漬 | 160g・1,100円 | 約9% | 定番・お土産・日本酒のアテ |
| 梅きらら 紀州天然しそ漬梅 | 160g・1,100円 | 約15% | しそ風味が好き・焼酎に合わせたい |
| 梅きらら 紀州特上はちみつ漬梅 | 160g・1,100円 | 約8% | 甘め好き・梅干し初心者・手土産 |
| 梅きらら 紀州極上漬 くずれ梅 | 300g・1,595円 | 約9% | 毎日食べたい・料理にも使いたい |
※価格はすべて税込表示です。別途送料がかかります(関西地方700円〜)。とれとれ市場楽天ショップでは¥3,980以上のご注文で送料無料になるので、複数種類をまとめ買いするのがお得です。
どれを選べばいいか迷ったら、まず極上漬から試してみてください。梅きららの基本がわかれば、次にしそ漬け・はちみつ梅と自分好みの方向へ広げていけます。
気に入ったら、季節ごとにまとめ買いしておくのもおすすめです。
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